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みほしブログ

趣味は生活と読書。

家族をけなすのは謙遜じゃなくて悪口です。

娘のバレエの発表会を来月に控えて毎週末そのリハーサルやら話し合いやらでバタバタしてます。今回の演目は「眠れる森の美女」。

英国ロイヤル・バレエ団 眠れる森の美女(プロローグ付全3幕・ダウエル版) [DVD]

 ていうか、バレエを習わせてる母たちってこんなに大変なんだね…

発表会の来賓の把握に案内、お弁当の手配に衣装の直し、当日スタンド花をバラして花束にする作業も男性ダンサーの衣装の背縫いも衣装回収もぜーーんぶ生徒の母親の仕事とは。
 
ママ友カテゴリーのなかでもこういう事情もあって最も密に連絡を取り合っているバレエのママたち。
そのなかのひとりに、物凄く娘をけなすママさんがいるのです。
娘さんが踊っているのを見て、
「ちんちくりん」
「チビで足短い」
「蛾が羽ばたいているみたい」
…こういうことをずーっと言ってるんですよ。本人に向かってもこんな感じ。
 
でもそのママさんが感じが悪い人かというとそうでもなく、明るくて気遣いがあって他人の悪口言っているところなんて見たことがない可愛らしい雰囲気の方なんです。娘のことをすごく考えているのも伝わってくる。
 
でも娘の悪口は延々と言う。
あるとき彼女の娘さんを「すごく上手になりましたね」とうっかり褒めてしまったら、「そんなことはない、昨日も先生にどやされたあのバランセなんて死にかけのセミみたい」と褒めた7倍のボリュームで娘さんをけなし始めたので、今後娘さんを褒めないように気をつけなきゃと思ったくらい。
 
これ、たぶん「謙遜」のつもりなんですよ。
でも、謙遜って自分の価値を控えめに言うことであって、ママ友さんと娘さんは違う人間だから、自分ではなく他人の価値を低く言っている。結局はママ友さんが娘さんの悪口を言ってるようにしか映らないんだよね。
他の国はどうだか知らないけど、日本って自分自身だけでなく身内を低く言うことも謙遜のうち、みたいな文化があるけどそれ、ただの悪口だしすごーく聞き苦しい。
以前知り合いの男性が「うちの愚妻が~~、うちの愚妻は~~」って愚妻愚妻連呼してしかも奥さんがその横で無表情にそれを聞いててとってもびっくりした。
 
家族が褒められたら「ありがとう!」って返そうよ。
それと、いくら家族でも「他人」をけなしたらそれは謙遜ではなく悪口です。
 
それではごきげんよう!